上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
こないだ開かれたカリブ共同体(CARICOM)の会議について、朝日で面白い切り口からの記事が掲載されていた。
以下、朝日
http://www.asahi.com/international/update/1212/TKY201112120541.html

カストロ氏「将来の議長は英語で演説を」 後継者に言及
キューバのラウル・カストロ国家評議会議長が、トリニダード・トバゴで開かれた会議で「恐らく近い将来、キューバを代表する議長は英語で演説ができるだろう」などと語った。後継者の具体像に初めて言及した。反米の国とはいえ、英語の必要性は認めた。

 ジャマイカやドミニカなどから成るカリブ共同体・共同市場(カリコム)で8日、演説した。共産党機関紙「グランマ」や地元メディアなどによると、「私はもう無理だが、次の人は英語で演説しないといけない。アイ・スピーク・イングリッシュ・ベリー・ベリー・バッド(私は英語がとても下手だ)」などと話した。

 カリコムの多くの国は英語が公用語。ラウル議長は「カリブの人間は、スペイン語も英語も話せるべきだ」と説明し、「北の隣人(米国)へ近づくためにではない。それなら、まったくしゃべれない方がましだ」と語った。



Cubadebateにも掲載されています。
Raúl Castro: “CARICOM y Cuba continuarán su camino de integración efectiva” (+ Audio, Video y Fotos)
ラウル氏の演説が掲載されています。
En un futuro, tal vez cercano, el Presidente que en ese caso represente a mi país podrá hacerlo en inglés: I speak english very very bad (Risas).
「近い将来、我が国を代表する議長(大統領とも訳せるが?)はイングリッシュが出来るようになるだろう。」
そして、ラウル氏は英語で上記のように言われた
I speak english very very bad(Risas).
「私の英語は、ほんとうに、本当に駄目なんです(笑)」

僕も駄目なンっすよ~、アッハハ。こないだ受けた英検の会話試験、かろうじて合格はしたものの、ギリカツだった。何故かアティチュード(態度)の項目が最低点だったw次は準一級受けるんだけど、先が思いやられる。。。

一方、兄貴のフィデル・カストロさんは英語がかつては、達者だった。

↑は、「現政権にはコミュニストが多いと,ある上院議員が言ってるが、そうではないと断言できるか?」って詰問されている。カストロさんは次のように切り替えした。
If it continues―discovering such Communists in our government― Adam and Eve are going to be Communists too
もし、我々の政府内にコミュニストがいるって言われ続けるなら、
アダムとイブもコミュニストってことになるでしょう。

英語でジョークを言い放ち、肝心なところをはぐらかす。これぞ外交!?w
日本の将来の政治家、外交官にもカストロさんのように肝の据わったところを見せて欲しいものだ。


スポンサーサイト
ラテンアメリカの革命家、ボリーバルからゲバラまでが夢見た真の連帯機構設立に向けた会合がベネズエラで開かれた。以下時事通信社。

「中南米共同体」が誕生=域内33カ国、米国離れ象徴
【サンパウロ時事】メキシコ以南のすべての中南米諸国33カ国は2日、ベネズエラのカラカスで首脳会合を開き、33カ国でつくる「中南米カリブ海諸国共同体」(CELAC)を正式に発足させた。長らく「米国の裏庭」とやゆされた中南米で、米国を除く新たな地域機構が設立されたことで、米国の域内での求心力は一層低下しそうだ。
 米州には米国やカナダ、中南米の計35カ国が加盟する米州機構(OAS)があるが、米国の影響力が強大で、「中南米支配」の象徴とみられていた。中南米各国では反米左派政権が台頭し、経済発展などで自信を深める中、対米依存からの脱却を目指す新しい枠組みを求める声が強まっていた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011120300082
(2011/12/03-07:43)



この「中南米カリブ海諸国共同体」(CELAC)については、今年の7月にブログで紹介した。
2011.07.09 中南米で孤立するアメリカ合衆国~OEA(米州機構)からCELAC(中南米カリブ海諸国共同体)へ~
アメリカの求心力が落ちる中、ラテンアメリカ諸国が、連帯しようと努めている。連帯機構への期待は計り知れないほど大きいに違いない。似非連帯機構であるOASはキューバを除外した機構だが、これに取って代わることが出来るのだろうか。僕は実現の可能性は大きいと思う。かつて、ゲバラが三大陸連帯機構へ残したメッセージが思い出されたからだ。

En este continente se habla prácticamente una lengua, salvo el caso excepcional del Brasil, con cuyo pueblo los de habla hispana pueden entenderse, dada la similitud de ambos idiomas. Hay una identidad tan grande entre las clases de estos países que logran una identificación de tipo «internacional americano», mucho más completa que en otros continentes. Lengua, costumbres, religión, amo común, los unen. El grado y las formas de explotación son similares en sus efectos para explotadores y explotados de una buena parte de los países de nuestra América. Y la rebelión está madurando aceleradamente en ella.
この大陸では、一つの言語が話されているも同然だ。ブラジルという例外はあるにせよ、スペイン語を話す人々と(ポルトガル語を話す人々)は両国語が似ているので、互いに意思疎通が出来るからだ。これらの諸国のさまざまの階級間には、類似性があり、他の諸大陸と比べ、一種の完璧な「インターナショナルなアメリカ人」を成し遂げられるのだ。言語、習慣、宗教、共通の主が、この大陸を団結させている。
Mensaje a los pueblos del mundo
a través de la Tricontinental
abril 1967より

トリコンティネンタルといえば、ゲバラの有名なスローガン、
Crear dos, tres... muchos Vietnam, es la consigna
二つ、三つ・・・もっと多くのベトナムを作れ、これが合言葉だ。

という言葉をご存知の方も多いだろう。
21世紀の今日、かつて南米を覆っていた軍事独裁は崩壊し、ベトナムを作る必要性はなくなった。それでも連帯の必要性は高まっているに違いない。北アメリカに依存しない経済システムの構築は彼らの悲願だからだ。それでもひとつの地域が連帯することは容易ではない。でも上記のゲバラのメッセージにあるように、ラテンアメリカは一つの言語、価値観で統一されているのだ。(ブラジルのポルトガル語はスペイン語に似ているとよく言われている)この世界の大陸でラテンアメリカ以上に同質の文化が共存しているところがあるだろうか?
609px-Comunidad_de_Estados_Latinoamericanos_y_Caribeños

EUも言語こそばらばらだが、価値観は似通っている。それでも今日の金融危機が示すように連帯を維持することは難しい。一方、僕たちのアジアはどうだろうか?おそらく、この世界で一番、言語も価値観も宗教もバラバラでまとまり難いのではないだろうか。。。。そういう意味ではラテンアメリカが羨ましい。歴史上の観点からも、アジアでは大きな溝がある。例えば日本がこういった連帯機構を提唱すれば、諸外国はかつての共栄圏を想起し警戒するだろう。。

ラテンアメリカの連帯機構、CELAC「中南米カリブ海諸国共同体」もまだ模索段階。これからが正念場に違いない。彼らにはかつて、ゲバラが上記のメッセージの冒頭で引用した言葉を捧げたい。
Es la hora de los hornos y no se ha de ver más que la luz.
José Martí
いまや鍛錬の時、見つめるべきは光のみ
ホセ・マルティ


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。