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たまに興味深い議論が聞けるwたかじんのそこまで言って委員会
先週は、頼りになる指導者は?という問題提起に対して、安倍晋三元総理の名前が挙げられていた。今週はご本人が登場されたw。この総理はアメリカべったりの人だとなにかの本で読んだことがあるが、番組内のトモダチ作戦の詳細を具体的な数値まで揚げて語られる様からも親米ぶりが伝わってくる。

ちなみに、先週のたかじんでは、頼れる指導者は誰か?の問題提起に対して、勝谷誠彦さんがフィデル・カストロとパネルに示されたのは記憶に新しいwこの人は、右翼的な発言がしばしば目立ち、油を作る藻「オーランチオキトリウム」をご熱心に語られるキャラが定着しているが、TV番組でカストロって単語が出てきてビックリしたwそれも、今の日本に必要な人物というお題で。。他には小泉とかの名前が出ていたけど、そもそも格が違いますよね。三宅久之さんは、もうあの人(カストロさん)は亡くなっていたと思っていたと話されていた。

「フィデル・カストロの引き際に見る菅直人やカダフィ大佐の惨めさについて」というタイトルで、勝谷氏は有料のブログで語られていたらしい。カストロさんがこないだの党大会で、キューバ国民から満場の喝采を受けた映像を観られて、勝谷氏は何か想うところがあったのだろう。

今日のかたじんの番組では、隣国から攻められた際の有事についても議論された。そのようなことが起こる可能性は極めて少ないが、もしそんな事態に直面した場合も、日本の指導者層は想定外という言葉を使って逃げるのだろうか。一国の危機的状況下で、そんな無責任な言葉で逃れることは許されない。

こないだのキューバのパレードは、キューバ革命を反革命政府の侵攻を撃退してから50周年のイベント行事だった。プラヤ・ヒロン(コチノス湾)へ、アメリカの指導の下訓練を受けた亡命キューバ人旅団1000名以上が上陸したが、このような想定外の危機に対して、カストロさんは的確に指揮を執られた。上陸ポイントが、コチノス湾であることを見抜き、国民を総動員させるカリスマ性は到底日本の政治家には真似できないものと言えばそれまでだが、当事者意識なら誰だって持つことが出来る。
カストロさんは、プラヤ・ヒロンの際、戦場の戦車の上から指揮を取られ、皆の士気を高めた。危機の際に、最も先導者に求められることは、国民の指揮を高めることに違いない。

危機を克服するためには、一国が団結しなければならない。ナショナリズムを高揚させることが肝心なわけだが、これは一歩間違えばファシズムに繋がる。今日のたかじんの番組の最後のお題「日本人の精神を護るためには?」でゲストの皆の雰囲気が天皇陛下をやや崇拝するような方向にむかったのに違和感を感じた。どうも僕は自国の天皇の何が人々を惹きつけるのかが分からない。これは日本のナショナリズムの根幹に関わることかもしれないが、天皇を考える際、どうも得体の知れない不気味な気持ちが残る。
昨日の、イギリス王室が人々の関心を引き付ける意味合いは理解できるのに、自国の皇室のことが今ひとつ分からない。

いずれにしても、日本人の精神を護ること、すなわち自国の誇りを大切にすることは大事に違いない。しかし、最近、マスコミがやたら「頑張ろうニッポン」とか「強い日本」「団結、絆」とかいう言葉を繰り返すことに対してはいささか違和感を感じる。これは、人々の危機に対する不安感の裏返しであるのだろうか?この反動が建設的意味合いで働くならいいのだが、妙なナショナリズムが湧き上がってくることに対しては、警戒しなければならないだろう。

強力な指導者は必要だが、国を誤った方向へ導く先導者は災いを招く。歴史的に、人々の不安心理を背景に出現してきたこのような先導者は、ワイマール体制後のファシストのヒットラーなどの先例がある。
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NHKの「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」のシリーズは、良い問題提起だと思う。
大日本帝国時代の日本のナショナリズムの高揚が理解できない私には、4回シリーズののなかでも第3回"熱狂”はこうして作られたはとても興味深いテーマだった。

リーズ 日本人はなぜ戦争へと向かったのか

「坂の上の雲」の時代に世界の表舞台に躍り出た日本が、なぜわずかの間に世界の趨勢から脱落し、太平洋戦争への道を進むようになるのか。開戦70年の年に問いかける大型シリーズの第3回。
日本が戦争へと突き進む中で、新聞やラジオはどのような役割を果たしたのか。新聞記者やメディア対策にあたった軍幹部が戦後、開戦に至る時代を振り返った大量の肉声テープが残されていた。そこには、世界大恐慌で部数を減らした新聞が満州事変で拡販競争に転じた実態、次第に紙面を軍の主張に沿うように合わせていく社内の空気、紙面やラジオに影響されてナショナリズムに熱狂していく庶民、そして庶民の支持を得ようと自らの言動を縛られていく政府・軍の幹部たちの様子が赤裸々に語られていた。
時には政府や軍以上に対外強硬論に染まり、戦争への道を進む主役の一つとなった日本を覆った“空気”の正体とは何だったのだろうか。日本人はなぜ戦争へと向かったのか、の大きな要素と言われてきたメディアと庶民の知られざる側面を、新たな研究と新資料に基づいて探っていく。
"熱狂”はこうして作られた 番組紹介より



以前、同じくNHKの番組を観て暴走気味の記事、大日本帝国時代の清算で、軍事独裁に至り太平洋戦争開戦までのプロセスをしっかり義務教育で教えるべきだと書いた。このNHKの「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」シリーズは、まさにそのプロセスを説明してくれる番組だなぁと感じながら3回目の今日も期待しながら観ていた。

しかし、番組を観終わって何か物足りないなと思った。
ナチスドイツでヒトラーやゲッペルスの巧みなプロパガンダでナショナリズムが高揚したことは映像からも伝わってくるが、どうも僕には日本のナショナリズムの高揚のメカニズムが分からない。近衛文麿首相の演説はお経を読んでるみたいだし、日中戦争を中継するラジオもいまひとつ戦意を高揚させるものが感じられない。もし、僕があの時代の当事者だったら、どう考えても周りから浮いていただろうな。。。。

ナチスドイツのナショナリズム高揚のメカニズムは分かりやすいが、日本の場合は何か不気味なものを感じる。
番組の最後に、今世紀また、メディアによって戦争が引き起こされるか?というアンケート結果が提示され、また同じことが繰り返されると答えた人は17%しかいなかった。大方の人が、先の大戦のようなことは繰り返されないと答えている。

果たしてそうだろうか?日本のマスコミは、基本的に外国で起きたニュースに対して同じスタンスで報道しているし、明らかにアメリカの視線を気にした内容を報道していたりする。このようなマスコミの報道が野放しにされている日本では、先の大戦と同じことが繰り返されてもおかしくないと思う。
(追記)”空気を読め”KYが流行語になってる今日、例えば戦争反対の声に対してKYというレッテルが貼られるような不気味な自体があり得るかも。。これが、先の大戦で日本が戦争に向かった理由の一つだなと今日の番組を見て感じた。

幸い今日にはインターネットという媒体があり、僕たちはさまざまな情報を吟味することが出来る。それでもネットも巧みに戦争のプロパガンダに利用されるようになったら。。。。。
中東でのインターネットを駆使した革命では、facebookを活用し、独裁政権を呼びかけた。これが、戦争を呼びかけるという形で悪用されたらどうなるのだろうか。これからの21世紀はヒトラーやルーズベルトといったカリスマを持った指導者ではなく、凡人がネットを駆使して一つの流れを作ることも可能だ。
資源がない日本で21世紀中に戦争がない可能性は低いだろう。起きてほしくはないが、21世紀の戦争を駆り立てる"熱狂”はどのようにして作られるのだろうか?

先の記事でカストロさんが「世界中にありとあらゆるニュースがあふれ、真実とうそを見極めるには時間が必要だ」と述べられているように、今日の社会は太平洋戦争が起きた頃より遥かに複雑だ。このような時代だからこそ、僕たちはマスコミに惑わされてはいけない。
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