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カストロって誰?何をした人なの?え?キューバ革命?なにそれおいしいの?
って言う初心者に、数多くあるカストロの本の中から何か一つ始めに読むとしたらどれがいいか?
と聞かれたら僕はこの佐々木さんの「冒険者 カストロ」をお勧めする。
僕はこの本は図書館で読んだけど、この本をきっかけにゲバラだけでなくカストロにも興味を持った。
それまでは、ただ演説を聴いてて、強烈な個性を持ったカリスマだなぁとか思い、数多くの逸話ぐらいしか知らなかった。
この本がいいのはカストロの幼年時代から、大学時代、そしてなぜ革命を起こそうとしたのか?その社会背景とともに、上手く説明されている点だ。中でも興味深いのは、カストロがなぜ革命家のリーダーとして、大衆に指導者として認められたか、という点について佐々木さん独自の見解が述べられている。中南米の人々は身体を張って、自ら前線に出て果敢に戦うことが他の地域よりも美徳として受け入れられている、それがためにカストロは今でも指導者としてキューバ国民に認められているのだと。
カストロはバティスタの暴政は100年以上の禁固刑に値すると訴えたがその声は無視された。そこで彼は革命を起こすことを決意する。そのためにまずは圧倒的に戦力にギャップがある軍隊相手にキューバ東部のモンカダ兵営を襲撃して拠点にしようとしたのだ。

これが日本なら恐らくただの無謀なクーデターだ!あの若僧は他のものまで道連れに不必要な犠牲を出したと叩かれて終わることだろう。
しかしキューバではカストロのモンカダ襲撃はそのような批判をしたのはバティスタ側の人間だけだった。
その後、法廷で裁かれる際、カストロは次のような名言で締めくくる演説をして判事を魅了させた

Condenadme,
no importa,
La historia me absolverá.
私を断罪せよ、
それは問題ではない。
歴史は私に無罪を宣告するであろう!

こうしてキューバ革命は幕を開いたのだった
この時の法廷での演説の日本語訳はドキュメント現代史に載ってますよ。あと原文はネット上でも見れますが、
本としてまだアマゾンで取り扱ってませんが今月中には販売されるみたいっすね

La historia me absolvera/ The History Will Acquit MeLa historia me absolvera/ The History Will Acquit Me
(2010/08)
Fidel Castro

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あと冒険者カストロは文庫の方がお手軽ですよ。僕も1度読んでたけど文庫版を買っちゃいましたw

冒険者カストロ (集英社文庫)冒険者カストロ (集英社文庫)
(2005/11/18)
佐々木 譲

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他の方もブログで感想を述べられてますね

 佐々木譲は私の大好きな作家の一人だ。中でも大好きなのが第2次大戦三部作ともいうべき『ベルリン飛行指令』『エトロフ発緊急電』『ストックホルムの密使』だ。最近での警察官物も、テンポが軽くて好きな作品だ。 佐々木譲がノンフィクションを書く作家だとはこの作品を読むまでは知らなかった。しかも本書を読んでみると、資料をきちんと読み込んでいて、説得力のある作品となっている。 キューバ革命というと、今ではどうし...
佐々木譲『冒険者 カストロ』(集英社)

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カストロ本人による初の自伝「戦略的勝利」
昨日のキューバの機関紙グランマの一面にフィデル・カストロの伝記についての記事が載っていた。
8月6日のグランマ
こっちは8月3日の記事で一面に伝記の題名が紹介されている。
その名も“La victoria estratégica”:戦略的勝利
8月3日のグランマ
いかにしてバティスタ側の正規軍1万人を相手に少数で勝利できたか?
といった戦略的な観点から伝記のようだ。
キューバの東部に位置するシエラ・マエストラを拠点にゲリラ活動をしていた頃の話だが、この時期の伝記というより日記なら、ゲバラが既に書いている。
ゲバラのシエラ・マエストラでのゲリラ戦の日記で、今本屋とかに売られている最新版は「革命戦争回顧録」原題はPasajes de la guerra revolucionariaが有名。(だけど、まだ僕は少ししか読んでない。。)

La victoria estratégica”は翻訳されて出版されるまで待てないので是非、原文のスペイン語で読んでみたいっすね。そのためにはまず、ゲバラの日記を原文で読んで予習でもしておくかな。。。。。

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