2009年12月に劉氏が作成した文章「私には敵はいない 最後の陳述」我没有敌人 --我的最后 我的最后陈述が10日のノーベル平和賞授賞式で代読された。原文と英語訳共に公式のHPに全文が載せられています。
I Have No Enemies: My Final Statement Apell (Oslo, 10. desember, 2010)
23. desember, 2009

この文章の中で劉氏は、“反革命宣传煽动罪”で投獄されていることについて次のように述べている。

我没有敌人,也没有仇恨。所有监控过我,捉捕过我、审讯过我 的警察,起诉过我的检察官,判决过我的法官,都不是我的敌人。
私には敵はおらず、憎しみもない。私を監視、逮捕した警察、検察や判事も敵ではありません。


体制側のすべての者を敵に回せば流血は避けられない。内心は憎しみを持っているかどうかは分からないが、このようなことを表明しておくことは、革命家にとって重要なことに違いない。
劉氏はこの文章で表現の自由も希求している

 我期待,我将是中国 绵绵不绝的文字狱的最后一个受害者
私が”文学の獄”の最後の犠牲者となることを願います


現在の中国に表現の自由がないことは容易に想像できる。第二次大戦後、国共内戦を経て中国がどれだけ狂気の沙汰をやらかしてきたことだろうか。数十年前まで毛沢東語録を学校で朗読させる様や狂気の文化大革命を想い起こせばこの国を変革していくことがいかに大変なことか。
08憲法とかいった理想を語るより、具体的にどうしたいのか語らなければ何も変革できないだろう。文学と政治は表裏一体だがそれだけでは何も解決しない。
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