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ピースボートが3月1日の午後にハバナへ寄港し、770名の日本人と10名の被爆者の方がカストロさんと会談された。
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っよ日本一!って声をかけたくなりますね

カストロさんがピースボートの御一行と会談されるのは今回が二回目となる。
2010年国際平和デーには折鶴と風鈴がプレゼントされた。↓cf
2010.09.23 カストロさん、日本の被爆者の声を聞くFidel con los integrantes del Crucero por la Paz

↓は2010年時のピースボートHPのレポート
フィデル・カストロ前議長とピースボート参加者700名が面会
――第70回ピースボート「地球一周の船旅」


Fidel Castro: “Estamos obligados a ganar la batalla por la sobrevivencia” (+ Fotos)


ピースボートの代表を務められている吉岡達也さんが、兵器のない世界を志向する趣旨で企画されたようだ。前回と同様、法被を用意するなど演出にも趣向が凝らされていますね。中東非化を志向される吉岡氏。キューバ危機を体験したキューバと、被爆経験のある日本はこれからも原子力に対する闘いで親交を深めていけるといいですね!
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↓は2010年の時の動画。動画後半で、「わたしはカストロさんのファンです」と言われて嬉しそうな顔をするカストロさんがいいっすねw

↓は雑音が入っているが、上記で述べた中東で起こり得る戦争についてカストロさんが述べられているところ。


今年はキューバ危機から50年目の節目。また来週でフクシマ嘆かわしい事故から1年を迎える。
ブログとフェイスブックで、余力がある限り、原子力の問題について書いていこうと思う。
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今から49年前の10月15日から13日間、人類史上最大の危機がキューバを舞台に繰り広げられた。いわゆるキューバ危機(The Cuban missile crisis)は、ロシアではカリブ危機(Карибский кризис)と呼ばれているそうだ。そして、キューバでは10月危機(Crisis de Octubre)とも呼ばれている(ゲバラの国連演説や別れの手紙などではカリブ危機と言ってますが、カストロさんの演説では前者が用いられる)
2010.08.23 チェ・ゲバラ 国連での帝国主義に対する非難

この演説では crisis del Caribe(カリブ危機)って言ってますね。「いわゆるカリブ危機」と説明しているんですね。
アメリカ合衆国、ソビエト連邦、そしてキューバそれぞれの当事国で呼称が異なるように、キューバ危機に対する見方は分析する人によって様々だ。悪いのは、キューバにミサイルを置いたソ連だ!という見方をする人もいるだろう。一方、そもそもこの危機を招いたのは、トルコにミサイルを配置してソ連を追い込み、バイーア・デ・コチーノス(ピッグズ湾事件)、マングース作戦などでキューバ転覆を企てたアメリカであるという見方も出来る。

いずれにしても、この危機は想定外の事態であった。アメリカの優秀なJFKのブレインであったマクナマラ国防大臣も、まさか有能な政治家であるフルシチョフがそんな禁じ手を打ってくるとは思わなかったのだ。しかし、キューバに核ミサイルが配置されたのは、想定外でした、という言い訳は許されない。一歩間違えれば、核ミサイル報復の連鎖が始まり、攻撃された都市は消滅し放射能が地球上を覆っていたのだ。

今年日本で起きたフクシマ原発事故もまた、想定外の事態であった。原発はそれまで、二酸化炭素を排出しない夢のエネルギー源とみなされていた。耐震対策もバッチシだったし、チェルノブイリの二の舞なんか日本で起きるはずがないと、東電の幹部も思っていたことだろう。

原子力という怪物と契約し、人類は強大な力を手に入れた。強大な力を制御出来るという奢りが、想定外という事態を招いた。キューバ危機から半世紀の歳月が経った今日、核兵器は削減されたものの、米ソ以外の不安定な国家が所有しているという意味において、想定外の核戦争が起こる可能性はむしろ、上がったといえよう。原子力という怪物は、平時においては牙を見せないが、有事になれば取り返しのつかない事態を引き起こす。人はそれを「想定外」と言い訳するのだ。
東電の原発事故で、日本中で原発のあり方について問われている。関電も、もはや対岸の火事では済まされない。
中央政府が頼りない中、地方レベルから原発の安全基準の見直しを求める声が叫ばれている。
以下、朝日新聞の記事

福井の原発再稼働差し止め求め仮処分申請 滋賀の住民ら
滋賀県や京都、大阪府、福井県の住民約170人が2日、定期検査で停止中の福井県内の原発7基について、関西電力の再稼働を認めない仮処分をするよう大津地裁に申し立てた。東京電力福島第一原発事故を踏まえて国の安全審査指針を改定し、それに基づく点検をしない限り、「再稼働は危険」と訴えている。

 住民らは原発から20~110キロ圏内に住む原発立地市町以外の人たちで、福井と隣接する滋賀県の人が約9割を占める。再稼働や運転差し止めを求める訴訟も年内に起こす方針。

 全国で原発の差し止め訴訟などに携わってきた弁護士約100人が先月結成した「脱原発弁護団全国連絡会」のメンバーが弁護団となり、初めて起こした行動。連絡会は、被災して停止中の女川原発(宮城県)や福島第一原発の5、6号機の稼働差し止めを求める訴訟も予定している。



滋賀といえば、嘉田知事が「卒原発」を掲げられている。これは微妙な語感の違いだが、「脱原発」に比べ「卒原発」は、ポジティブな印象を受けて良いと思う。
人間は過ちを犯すもの。大きな原発事故の反省を活かし、放射能汚染のリスクを抱える原子力エネルギーから「卒業」するという考え方は、僕も賛成だ。政治家の「言葉」が与える影響は大きい。ちょっとした語感の違いだが、知事のセンスの良さを感じられる。

加えて滋賀では上記の、福井の原発再稼働差し止め求め仮処分申請が行われた。
反原発運動をして、原発をなくせ!とデモを起こし叫ぶことも、「脱原発」を推進するひとつの力になるに違いないが、肝心なことは叫ぶだけでなく、例えば差し止め訴訟など実効ある行動を起こすことだろう。
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美浜原発の前には文字通り、美しい浜がひらけている。今年の4月に滋賀経由で敦賀半島へツーリングに行ったが、琵琶湖の北端の今津からは目と鼻の先だ。
cf
04.01 敦賀半島弾丸ツーリングApril Fools Touring
もし、美浜原発が今回のフクシマのような事態になれば、1400万人の近畿の命の水がめである琵琶湖が汚染されるに違いない。そうなってから、「想定外」では済まされないのだ。

安全基準の見直しは、津波だけという視野の狭さでは駄目だ。仮想敵国を臨む日本海沿岸に建つ原発は、テロリストからの攻撃にしっかり備えなければならない。
cf
05.25 テロから原発を護れ!~Wkileaksの米外交公電が安全保障の欠陥を語る~
悪戯に恐怖を煽ることもあってはならないが、「現実」から我々はもはや眼を背けることは出来ない。
日本人は、議論を好まず、小異を捨てて大同につく、悪い傾向がある。戦後復興のために、原発安全神話に寄り添ってきたわけだが、もはやそのような甘ったるい考えは通用しないのだ。これまで原発を推進してきた立場のもの、世論を誘導してきた関係者は、罪悪感を感じるなら素直に反省するべきではないだろうか。それでも原発を推進するか、別のエネルギー政策を考えるか、という手順を踏むべきだろう。
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