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ドジョウ宰相を自称される野田総理が所信表明をされた。こないだ図書館で、「民主の敵」という首相の著書を拝見したが、本に記されている熱意と演説の間にあるギャップに少々失望させられた。内容もさながら、原稿を見る必要がない最後の締めまで下を見られていた。おそらくマスコミの揚げ足取りを懸念されてのことなのだろう。


民主の敵―政権交代に大義あり (新潮新書)民主の敵―政権交代に大義あり (新潮新書)
(2009/07)
野田 佳彦

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魅力的なマニフェストで、大衆の心理を掴む一方で、緊縮財政を推し進める点はどこの先進国もおなじか。ヨーロッパ諸国では、日本と同じような腐敗臭がある。

「民主の敵」という野田首相の著書の、第四章「自衛官の倅」では、本音で語り合う外交姿勢が記されていた。陸自のレンジャー部隊に所属されていたお父さんの背中を見て育ってこられた首相の、この毅然とした姿勢は貫かれるのだろうか。今後の対中関係のあり方に期待したい。一方、日米同盟を「公共財」と断言されたことは気がかりだ。確かに極東の秩序維持において、重要なファクターであり、今後も堅持していくべき同盟だが、「公共財」とは不適切な発言のように思う。

著書で書かれている内容には賛同できるが、どこまでそれを貫かれるか。3月11日の東北の震災を契機に、日本は戦後の甘えを断ち切らなければならない時が来ているに違いないが、臆病な政治家は一歩踏み込めそうにない。マスコミに揚げ足を取られ恐々としている政治家ばかりだ。どん底まで陥った日本は、いわば泥まみれだ。

ドジョウ宰相は、いい意味で泥臭くあって欲しい。巧みに泥を撒き散らし、外圧に屈しないで欲しいものだ。決して国民を欺くための泥であってはならない。
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