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新聞では”対リビア介入 重い腰”と見出しが出ている。本当は介入したいが、国際世論の反発を恐れる欧米諸国の思惑が感じられる。
2月23日にカストロさんの書評NATOのリビア占領計画 El plan de la OTAN es ocupar Libia【 Reflexiones de Fidel】を紹介したが、現実問題として浮上している。「20世紀の最後の聖なる怪物」だけに、国際情勢を見る目は誰も彼にはかなわないだろうw

まだ執筆途中だがカストロさんは昨日、NATOの対リビア介入は避けられないLa Guerra inevitable de la OTANの記事をReflexiones de Fidelで書かれた。

先月の21日の記事で「米国は北大西洋条約機構(NATO)に命じ、数日中にリビアを占領することをためらわないだろう」と指摘され、それが現実になっていないのは国際世論が、帝国主義国に反発しているからだ。
クリントン国務長官は、リビア政府の暴挙に対し飛行空域の設定を真剣に検討し、NATO諸国とも協議を始めている。
アメリカの強襲揚陸艦キアサージと輸送揚陸艦ポンスは、リビアに対する軍事介入を目的に、2日、スエズ運河に入っている。
スエズ

以下はNYタイムズ3月1日の電子版のU.S. Readies Military Options on Libyaの記事
Indeed, there is an element of gunboat diplomacy to the talk of military action. Besides reassuring protesters, a senior American official said, the naval vessels and warplanes could be used as a show of force to embolden members of Colonel Qaddafi’s military to turn on him. The announcement of American military planning could have an impact even without carrying out any operations, the official said.
(西側の)軍事行動は砲艦外交(gunboat diplomacy)のような要素がある。米国のある高位官僚は「米国の軍事計画は実際の作戦ではなく発表するだけでも波及力が大きく、リビアの軍部がカダフィに対抗するよう刺激する武力示威になりうる」と話した。
※外交交渉において軍艦などの軍事力による威嚇などの間接的な使用によって相手政府に国家意思を示し、また心理的な圧力をかけることで交渉を有利に進める外交政策

A NATO operation could produce a similar backlash, given the bitter residue of European colonialism in North Africa.
NATOの軍事作戦は、北アフリカにおける過去の植民地主義の苦い経験に似た反発を、浮上させ得る。

帝国主義諸国は、リビア反政府支援の建前のもとに北アフリカの産油地帯を軍事的に支配し勢力下に収めることを狙っているのは明らかだろう。私服を肥やしている似非革命家カダフィは民衆によって打倒されるべきかもしれないが、それと外国の介入は別の問題だ。スエズ運河から紅海入りし、リビア介入の段取りを果たしたアンクルサムの軍事侵攻を許さないためにも、国際世論はマスメディアの情報かく乱に対抗すべきだろう。

人道支援の名の下、リビアから原油を搾取するために砲艦外交を行うアメリカ。19~20世紀にかけて中南米でモンロー主義下で棍棒外交を繰り返してきたアメリカだが、21世紀では中東、北アフリカでも同じようなことを繰り返そうとしている。
原油欲しさに、他国の上空を飛び交おうとする北アメリカのハクトウワシの厚かましさには、呆れるしかない。
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