上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
戸田さんの「字幕の中に人生」を読んで、いろいろ勉強させられた。

字幕の中に人生字幕の中に人生
(1994/05)
戸田 奈津子

商品詳細を見る

プロの字幕職人を目指すわけではないが、ゲバラとカストロさんの映像に字幕をつけていることもあって、この本を読んでいるわけだ。もう3年ぐらい前になるのかな、国連演説に字幕をつけたがいまから観なおしてみると少々粗いしなにより読みにくい。それでも製作には結構手間暇かけたものだ。

もう一度作り直してみたいものだが。。。

戸田さんの本を読んでいるとプロの方の苦労が伝わってくる。同時に戸田さんのこだわり、プロとしての矜持も感じ取れる。映画が好きだからこそ務まる仕事なんですね。

映画と言えば様々なジャンルがあるが、字幕職人泣かせのジャンルが、いわゆるパロディ映画。この種の映画は日本では皆無に近いそうだが(確かに僕は一作も知らない)
その代表作はやはりホット・ショットだろう。

映画のパロディが網羅されているこの映画。なかでも一番多いのがカサ・ブランカのパロディw
↓は2作目におけるカサ・ブランカのパロディ。戸田さんのこの著作157ページも参照。

Kiss me.
Kiss me like you've never kissed me before.

Kiss me.
Kiss me as if it were the last time.


一作目でボギーに似たパイロットが出てきたりと、カサブランカのパロディが多いのは知ってたけど、このセリフもそうだったとは、指摘されなければ分からなかった。これを字幕職人だったらどう伝えるか。
伝えようがないではないか。。。w


この映画は字幕職人さんには悪いけど、やはり日本語吹き替えに限る。



スポンサーサイト
こないだ黒柳徹子の部屋で、女優メリル・ストリープさんをゲストに迎えた回を眺めていたら、米国のこの女優はなかなか品のあるかただった。期限が迫った貰った映画券を処分しなければならない事情もあって、映画「マーガレット・サッチャー」を観ることにしました。メリルさんは番組内で、彼女自身は、サッチャーの政治思想とは相容れないと発言されていたのにも良い印象を受けたからだ。
cf
徹子の部屋 今日のお客様 メリル・ストリープさん
胸打つ「鉄の女」の後悔 映画「マーガレット・サッチャー」に主演 メリル・ストリープ

観た感想を端的に述べると、女優のメリルさんはアカデミー賞に相応しい演技だったんですが、サッチャーはやはり好きになれないと改めて感じた。

女性の社会参画を扱った映画なので、政治的なことはカットされるんだろうと思っていたら意外とそうでもなかった。新自由主義者の代名詞ともいえるサッチャーは、彼女が無用だと思うあらゆるコストを削減する。おかげでイギリスは失業率が高まり経済は混乱し、弱者が切り捨てられた。

軍事予算まで削減したツケがマルビーナス諸島での紛争においてまわってきたのはイイ気味だったが、結局、大英帝国がアルゼンチンを打ち負かしたのは皆が知る史実。冷酷な命令を容赦なく発する鉄の女。メリル・ストリープさんが演じるとなんだか憎めないんだけどね。マルビーナス諸島はイギリス側の呼び名ではフォークランド諸島で、イギリスの王子が先月ぐらいにやって来て、また険悪なムードが漂っている。この紛争の悲惨さは、ゲバラの最高傑作ドキュメンタリーを制作されたトリスタン・バウエルさの映画 Iluminados por el fuego(火に照らされて)で観る事が出来る。
cf 2010.09.26 チェ・ゲバラの新作映画登場!「チェ、ウン・”オンブレ・ヌエボ(新しい人間)”Che, Un Hombre Nuevo

アルゼンチンと言えば、サッチャーと同じように低階級層からのし上がってペロン婦人になられ、後にご自身も大統領に就任されたエビータが思い浮かぶ。両者は強い女性という共通項はあるが、政治思想は真っ向から違う。エビータはペロン同様、貧しい労働者階級を救済し、アルゼンチンにしっかりとした社会保障制度を築き上げた。また機会があれば別の記事で書いてみようと思う。

この方もサッチャー同様映画化されていて(最初はミュージカルだった)先々月ぐらいにマドンナが演じる映画『エビータ』(Evita)を観たばかりだ。この映画にはチェと呼ばれる謎の人物が登場るんですが、われらのヒーローとは何も関係ないw感想書こうと思っていたんですが、忘れていました。そんなに悪くないミュージカル映画だったんだけどね。

なんか話がまた逸脱したけど、この映画は観てみる価値はあると思います。一緒に観ていた連れは、予備知識がないせいか訳が分からなかったようだけど、僕はそう悪い映画ではなかったと思う。やはり女優のメリルさんが良かったからなんですね。

ひとつ気がかりなのは、この映画を観たどこぞの政党に所属するオバサン議員の方々が感動したついでに、新自由主義をよいしょしないかどうか。。。最近のTV観ていると映画の水準同様、国会議員の教養水準も疑わしい
心強い女性の方が、社会参画されることは良いことですが、それと思想は別問題。しばしば、一個人の人柄と思想が混同されがちな日本において、サッチャリズムを支持する議員が増えるなんて話もあり得なくはないだろう。
マンデラについては、一般教養程度の知識ぐらいしか知らないがカストロさんと同様、偉大な解放者に違いない。アフリカの偉大な解放者が、ついに南アの紙幣に描かれることになったという。以下NHK

南アフリカ紙幣にマンデラ氏




というわけで前から気になってたマンデラについて知るために、「マンデラの名もなき看守(2007)GOODBYE BAFANA」という映画を観てみました。
allcinema
この映画は邦題が示すように、マンデラの看守の視点から描かれていた。南アの悪名高い、人種隔離政策の実態の一部をこの映画から感じ取る事が出来る。アパルトヘイトについてもっと詳しく知っている人から観ると、この施策の残虐さを映画が十分に伝えていないという指摘もあるようだ。僕は映画のラストでマンデラが解放されるシーンで感動し、思わず涙が出てきてしまった。実はイーストウッドのインビクタスというもう一つのマンデラを扱った映画を観るつもりだったんだが、レンタル屋で見つからなくてこの映画を観たのだが、思ってたよりよかった。

話は映画から変わるが、キューバとマンデラの南アフリカは深い関係にある。というのも、カストロさんのアフリカ支援がアフリカ諸国の独立を助け、最終的には南アアパルトヘイト廃止、そしてマンデラ釈放という流れに寄与しているからだ。アンゴラ紛争などアフリカとキューバの接点についてはブログで書いてなかったので、また項を改めて書こうと思う。

↑では、マンデラさんがカストロさんに、when are u comming to SouthAfrica?いつ南アに来るんだ?と執拗に質問されているw
僕がマンデラに興味を持ったのはカストロさんの演説を通じてだった。98年、南アフリカで開催された非同盟諸国会議での演説だった。
今年のラテンビート映画祭りで上映された「キューバの恋人」の第二弾が今月の12日にキューバで上映されたようです。その名も、前作の津川さんが演じた日本男児「アキラ」に因んで、「アキラの恋人」
akira1.jpg
パンフの画などは、「キューバの恋人」のシーンをもとに、アレクサンダー・モラレス( Alexander Morales)さんが描かれた。

2011.09.14 キューバの恋人 La novia de Cuba~埃に埋もれた名作ロードムービー~

前作の「キューバの恋人」は黒木監督が製作された。今回「アキラの恋人」を製作されるのはハバナの若い女性監督マリアン・ガルシア・アランさん(Marian García Alán)。アキラを演じた津川雅彦さんに質問状を送られたり、ヒロイン役のマルシアを演じたジュリー・プラセンシアを探し出されインタビューされたそうだ。そして出来上がったのが新作「アキラの恋人」。
akira5.jpg
昭和の香りがしますね。
WS000137.jpg
ゲバラが軽蔑のまなざしを向ける傍ら、ノンポリのアキラが、ハバナでキューバのセニョリータを物色しているシーンwいいセンスです。
日本での上映は来年の「ラテンビート映画祭」になるのかな。上映が待ち遠しいですね。
昨日BSでアルマジロ Armadilloというデンマークの映画を観ました。


アフガニスタン紛争を描いた映画を観たのは初めて。ベトナム戦争の映画はランボーとかポピュラーなものから、名作が多いけど、最近の戦争は映画として描かれてないのかな?多分僕があまり最近の映画を見ないだけなんだと思うけど。。これから作られていくのかな?

ラストシーンで、タリバンとの交戦が繰り広げられる。充実した装備でゲリラを倒し、戦火に酔いしれる若い兵隊。戦闘シーンの見せ方などが、ドキュメンタリー風に仕立て上げられ、映画であることを忘れさせられる。見えない敵に対して、交戦前は脅えていた兵隊は、優勢になるにつれアドレナリンの分泌過多の影響もあってか、戦場で自身の居場所を見出すまでに心情が移り変わる。タリバンの死体を見ても、何とも感じないね、と言い放つ。

戦争映画ではしばしば、PTSDなどに苦しめられる兵士が描かれる。興味深いのはこの映画では逆に、戦場の高揚感をそのまま抱えて兵隊が祖国に帰還し、再び戦場に戻ることを希望するという展開だ。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。