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いまから65年前の今日、日本はアメリカに降伏した。
あの悲惨な戦争の記憶を僕たちの世代にまで伝えようとNHKでは様々な第二次世界大戦の特に太平洋戦争に焦点をあてた番組がここ数週間、数多く放送された。NHK戦争証言プロジェクトでは当時、戦線に参加された兵士の証言を基に、当時の状況が生々しく伝えられている。僕はHDに録画してまだ全部観てないが、8日に放送された引き裂かれた歳月 ~証言記録 シベリア抑留~はすでに観た。
シベリアではスターリンが、抑留した日本兵を逆に赤に染めた上で、日本に帰還させるという形で抑留者は利用された。だから帰国してもアカに食わせる飯はない、アカに働き口を与えることは出来ないといって差別され過酷な生活を送られた。希望を持って帰還したのに、帰国後も差別されるという厳しい現実が待っている。。あまりにも残酷すぎる
またガダルカナルの生還者の証言も衝撃的だった。こういう南国での過酷な病気や飢えとの戦いはよく語られることだが、こうして証言番組で聴くと当時の悲惨さがよく伝わってくる。こういう飢えなどの苦しみは映像だけではなく証言として聴かないと伝わらないからだろう。

僕たちはこういった戦争番組を観ると結局は、悲惨だった、戦争は絶対にやってはいけないとかいう感想を持つだろう。しかし、果たしてそれだけで十分なのだろうか?こういった当時の悲惨な状況を知ることも大事だが、それと同じぐらい僕たちが知らなければならないことがあるように思う。
なぜ、あのような狂気の沙汰と思えるような太平洋戦争が起きたのか?
ということを、もっと僕たちは強い関心を持たなければならないように思えてならない。 
それは当時のナショナリズムの高まりから説明出切るが、この高まりから戦争までのプロセスをしっかり後世まで伝えていかなければ、また同じような戦争が起きてしまうだろう。もうこんな戦争はたくさんだ!っていう思いを、歴史教育などに充てるべきだ。この点は以前暴走気味の大日本帝国時代の清算の記事で書いた。

この記事に少し相応しくないと思われるかも知れないが、以前にニコニコ動画にアップした世界の首相演説をここで遭えて紹介したい。この動画では敗戦国のドイツだけでなく、アメリカ、イギリス、ソ連の首相の演説を紹介している。いずれもナショナリズムが最も高まった時代に国民から選ばれたリーダー達だが、彼らは第二次世界大戦という人類史上最も恥ずべき大戦の中、活躍した政治家達だ。いずれもカリスマ性は抜群で演説からそれが聴き取れるだろう。
ここで注意して考えたいのは、僕達あの時代に生まれていたらどういう価値観を持って生きていただろうという点だ。ナショナリズムが高まりをみせるなか、反戦だ!とか第一次世界大戦の悲惨さを忘れたのか!?という正しいこと、今の時代では当たり前のことを果たして言えただろうか?僕は当時のドイツに生まれてたらヒトラーに逆えなかったに違いない。それどころかあのカリスマに魅せられてナチスに陶酔していたかもしれない。そう思うとこのナショナリズムという怪物があまりにも恐ろしく思えてならないのだ。
本当に恐ろしいのは、この制御できないナショナリズムの高まりだったのではないだろうか?
21世紀に日本で戦争が起きないという保障はどこにもない。恐らく起きる可能性の方が高いだろう。ことに資源が少ない日本は、侵略されるより、また侵略する可能性が高いだろう。戦争の悲劇を教育することも重要だが、同時に僕達は戦争が起こる仕組みを理解しなければならない。
人の心は水と同じように低きに流れるものなのだ。二度と同じ過ちを21世紀で起こさないためにも学校教育があてにならない現状では、NHKにはその点をしっかり伝えて欲しいと思った。



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