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「着る」ゲバラから「読む」ゲバラへ。
チェ・ゲバラの長男カミーロさんが、亡き父の思想を語り継ぐために、思想本を出版されるニュースが朝日に掲載されていました。以下、朝日新聞より

「着る」ゲバラに「読む」ゲバラ 長男が父の思想本
1959年のキューバ革命の伝説的な英雄チェ・ゲバラの長男カミーロ・ゲバラ・マルチさん(49)が、父親の少年時代からの思想の軌跡が分かる「哲学ノート」を来年出版することを明らかにした。「ファッションとしてゲバラのTシャツを着ている現代の人たちにも、父がどんな社会を理想として闘ったのか知ってほしい」という。

 ゲバラはアルゼンチン生まれの医者で、フィデル・カストロ前国家評議会議長とともにキューバで革命を成功させたことで知られる。カミーロさんは、母のアレイダ・マルチさんの設立した「チェ・ゲバラ研究センター」で父の残したメモや日記を整理し、その思想や生き方を伝える本の出版やドキュメンタリー製作などを手がけてきた。

 ゲバラは、17歳の時から体系的に哲学を学ぶようになった。きちょうめんな性格で、ノートや手帳にコメントや批判をつづり、旧ソ連の経済や社会への批判も書かれているという。「まだチェの愛称でよばれていなかった頃の青年エルネストが、どうやってマルクス主義にたどり着いたのかが、よく分かる」と研究員マリア・デルカルメン・ガルシアさん(62)は話す。



チェ・ゲバラと呼ばれる前の、アルゼンチンの学生であったエルネスト・ゲバラは、上記の「哲学ノート」を記していたことは、いくつかの本で読んだことがあります。アレイダさんの公演を収録した、「父ゲバラとともに、勝利の日まで―アレイダ・ゲバラの2週間」の第一章でもアレイダさんは語られています。

父ゲバラとともに、勝利の日まで―アレイダ・ゲバラの2週間父ゲバラとともに、勝利の日まで―アレイダ・ゲバラの2週間
(2008/12/29)
星野弥生

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エルネスト・ゲバラは17歳のときに、自分のための百科事典のようなものを書き始め、この作業は生涯終わることがなかったらしい。僕の記憶が確かなら、ゲバラは市役所のアルバイト中にこの作業に当たっていたようですw他の職員が帰ってしまったのに、エルネストだけ熱心に机に向かっているのを見た上司は、内職しているとも知らず感心したというエピソードですww

ゲバラは単に知識を吸収するのではなく、自分自身の軸とも言える、価値観を構築する作業に当たっていたわけですね。今日の情報化社会において知識は、ネット上でウィキペディアなど百科事典を通じて、どこからでもスマートフォンなどの端末から得られる。でも肝心なのは、知識を収集することではなく、そこから何を学び、考え、活かしていくのかということなんですね。

ゲバラの演説などを聴いたり読むと分かることだが、しっかり体系化され、論点が明確なことに驚かされる。エルネスト・ゲバラ時代から地道に作成してきた「哲学ノート」の作成プロセスが、チェ・ゲバラが自信を持ってキューバの大衆の前で演説を行うことを可能にしたに違いない。
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