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独裁体制からの解放に向け、立ち上がる反政府勢力。カダフィ体制の崩壊も時間の問題だろう。彼はカストロさんが予言したとおり、最期まで銃を持って闘い続けるのだろうか。NATO軍が反政府勢力を支援するシナリオをカストロさんは、早い時期から予測されていたが、今は沈黙を保たれている。
一国の国民同士が憎しみをぶつけ合い、銃撃戦が展開されている様子は、観るに耐えない。。

昨日、NHKの番組「世界遺産への招待状」で「リビア謎の古代都市~キュレネ遺跡~」が放送されていた。この番組を観て、いつかリビアのこの遺跡を訪れてみたいなと感じさせられた。古代文明にはあまり関心がないほうですが、1300年以上、砂の下に埋もれてきた古代ギリシャ都市には何か神秘的なものがある。この都市は、あらゆる病気を治す効果がある薬草の一種、シルフィウムを輸出し富を築いた。石油の埋蔵量を誇るリビアだが、その恩恵に授かれたのも、近代文明が起こってからに違いない。それでも古代から繁栄する要素がリビアにはあったわけですね。

この万能薬であるシルフィウムは紀元4世紀に、乱獲のために姿を消してしまう。リビアの地下に眠る莫大な石油も、同じ運命を辿るのだろうか。希少な資源はリビア国民の繁栄のために使われるべきだろう。リビアはかつて、ムッソリーニの統治下の下、帝国主義によって搾取された歴史がある。

昨年、イタリアはかつて植民地だったリビアに賠償金として25年にわたり50億ドル(約4100億円)を 支払うことで合意したそうだ。イタリアからは不正に本国へ持ち帰られたビーナス像がリビアへ返還された。両者ともイメージが悪いがwベルルスコーニ首相とカダフィ大佐は両国の友好関係の進展に貢献された。その矢先にこの内戦が起きてしまったわけだ。。。

番組のラストで、イタリアのキュレネ研究教授と、元リビア考古庁職員のムハンマドさんが協力して発掘作業に当たられている様子に感動した。リビアはムッソリーニ時代に搾取されて来たが、それは何世紀も続いたヨーロッパとの交流のうち30年に過ぎない。過去のことをくどくど言っても何も始まらない。これからは、宗教や文化の違いを乗り越えて、両国が協力しリビアが誇る古代文明を後世に伝えていかねばならないと、ムハンマドさんは語られた。

騒乱が収拾した後は、再びイタリアとリビアの両国の友好関係が進展することを願いたい。古代キュレネ遺跡の文明はイスラム教を信仰する現代リビアのと文化、宗教的には相容れないそうだが、我々のルーツだと誇らしげに語るムハンマドさん。そう、世界遺産とはイデオロギーや民族、宗教の壁を乗り越えて我々人類が責任を持って、後世に語り継いでいくべきなのだろう。
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