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今年の共産党大会で自由化の改革案が決定されたが、今回の改革は最も大きなものと言えよう。革命以来、人民の不動産の所有権は文字通り不動であり、それは売買することが許されないという制約も伴った。

大きな改革なだけに、NHKも取り上げている。以下、NHKより

キューバ 初の住宅売買解禁へ
社会主義国のキューバで、1959年の革命以来初めて、住宅の売買が解禁されることになりました。
社会主義国のキューバでは1959年の革命以降、住宅の売買は禁止されてきましたが、3日付けのキューバ政府の機関誌によりますと、今月10日から住宅の売買や譲渡が認められることになりました。売買ができるのは、1人につき住宅2軒までで、キューバに住む国民と永住権を持つ外国人に限って認められるということです。販売価格の4%が税金として買い手と売り手の双方にかけられるということで、キューバ政府は歳入の増加を見込んでいます。慢性的な経済危機に苦しむキューバは、ことし4月の共産党大会で市場原理を部分的に導入することを決めていて、住宅の売買解禁は、先月、解禁された自動車売買に続く改革の柱です。こうした改革について多くの国民は歓迎していますが、その一方で、市場原理の導入が貧富の格差を広げ、社会不安を引き起こすのではないかという懸念の声も上がっています。



CubaDebateにも新しい公報と共に、掲載されている。
Cuba autoriza la compraventa de casas desde la próxima semana (+Gaceta)
キューバで不動産の売買が認可される、発効は来週から
以下は、掲載されていた公報。
1-pagina-de-la-gaceta-oficial-no-35.jpg
余談だが、このCubaDebateの記事にキューバの官報と法律文章を読めるサイトへのリンクを発見しました。
Pagina web de la Gaceta Oficial de la República de Cuba
キューバ共和国憲法も閲覧できます。Constitución de la República de Cuba
気になったのはDECIDIDOSの項で、カストロさんの名前が記されていること。
a llevar adelante la Revolución triunfadora del Moncada y del Granma, de la Sierra y de Girón encabezada por Fidel Castro que, sustentada en la más estrecha unidad de todas las fuerzas revolucionarias y del pueblo, conquistó la plena independencia nacional, estableció el poder revolucionario, realizó las transformaciones democráticas, inició la construcción del socialismo y, con el Partido Comunista al frente, la continúa con el objetivo final de edificar la sociedad comunista;
グランマ号でキューバへ上陸。シエラマエストラでのゲリラ戦で勝利を収め、その後はプラヤ・ヒロンで帝国主義の政府転覆の企ても撃退した。その革命政府の指導者カストロさんのリーダーシップの下、共産主義を目指して邁進する意のことが記されている。
しっかりカストロさんの名前が明文化されているんですね。これを独裁的と捉えるかどうかは、人それぞれだろうけど、革命前のキューバの惨状を起死回生させたのはカストロさんのリーダーシップによるところが大きいことは確か。憲法に明文化されている以上、第一書記の地位から離れてもその存在が影響力を持つはずだ。

アメリカはこの憲法の文章を変えようと、半世紀以上キューバに挑み続けている。その執着心は先日見た以下の記事からも伝わってくる。以下、時事通信社

カストロ前議長「去るべきだ」=キューバ民主化支援を続行-米国務長官
【ワシントン時事】クリントン米国務長官は27日、下院外交委員会の公聴会で、キューバのカストロ前国家評議会議長に関し、「去るべきだ」と述べ、カストロ体制の終結を求める立場に変わりはない点を強調した。また、同国の民主化に向けた支援を続ける方針を示した。
 カストロ前議長は2008年2月、病気を理由に議長職を弟のラウル・カストロ氏に引き継いで引退。今年4月には共産党第一書記も降りたが、影響力は保っている。(2011/10/28-06:15)


英語の記事ではneeds to go意訳すればさっさと逝け。冷戦下、激動の二十世紀を生き抜いたご老人に浴びせる言葉だろうか。そもそもグリンゴこそGo homeだろうw

おっと、随分話が逸れました。この不動産の改革が吉(外貨獲得による経済復興)に繋がるか、凶(格差拡大に終わる)か、諸刃の剣だろうけど、いずれやらなきゃならない改革に違いない。人によっては住んでいるアパートが高額で売り払うことも出来て、不平等が生まれることが懸念される。
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