封建社会から近代国家への革命、「明治維新」の際、「尊皇攘夷」や「王政復古」「船中八策」が叫ばれ、民はこの漢字4文字7音に共鳴した。第二次世界対戦期、戦争を正当化するために叫ばれた「八紘一宇」も漢字4文字7音。
今日の朝日の天声人語では、この漢字4文字7音の魔力について掲載されていた。
http://www.asahi.com/paper/column.html

以下、NHK
橋下市長 「船中八策」の骨格示す NHK 
大阪市の橋下市長は、13日夜に開いた大阪維新の会の会議で、次の衆議院選挙に向けた政権公約「船中八策」の骨格を示し、首相公選制の導入や参議院の廃止、それに憲法改正の要件の緩和などを盛り込む方針を明らかにしました。
橋下市長が、13日夜の大阪維新の会の全体会議で示した「船中八策」の骨格は、▽統治機構改革、▽行財政改革、▽公務員制度改革、▽教育改革、▽社会保障制度、▽経済・税制、▽外交・防衛、▽憲法の8つの柱で構成されています。
このうち、憲法では、国民が直接、選挙で総理大臣を選ぶ首相公選制を導入することや、参議院を廃止することも含めて検討するとしています。
そして、これらに必要な憲法改正の発議の要件を現在の衆参両院で3分の2以上から2分の1以上へと緩和するとしています。
また、統治機構改革では、地方分権を進めるため道州制を導入し、社会保障制度では、各自で年金を積み立てる方式を基本に高額所得者には年金を掛け捨てにするとしています。
さらに、外交・防衛では、日米同盟を基軸にオーストラリアも含めた同盟関係を強化し、経済・税制では、TPP=環太平洋パートナーシップ協定に参加することを挙げています。
大阪維新の会は、橋下市長が示した骨格を基に「船中八策」の具体的な中身をさらに詰め、今月末に取りまとめたいとしています。


やっと、中身を明かした「維新の会」。どこまで真剣に考えられた構想なのだろうか。。。当初からこの派閥には懐疑的だったが、ますます不信感を感じざるを得ない。橋本市長は去年11月、自分の居場所は大阪であると明言し、そのわずか3か月後に「維新の会」が国の統治機構を根こそぎ変える、急進的な構想(と呼べるかは別として)を掲げた。正直、言葉が軽すぎると思った。先日、朝日の橋本さんに対するインタビュー記事を読んだが、同様の印象を感じた。

確かに、硬直化した国のシステムは変えるべきだろう。政治の仕組みを国民に分かりやすくなるよう、シンプルのいすることも賛成だ。教育改革なども然るべきだろう。しかし、実現するのにどれだけの歳月が要るのだろうか?震災後、ほかに議論すべき課題があるこの時期に提示するべき構想だろうか?
外交について、僕も日米同盟を基軸にすることは賛成だが、それがイコールTPPの参加につながるわけではない。「維新の会」はどういう理屈でTPP参加を正当化するのだろうか。

民主、自民は維新と連携したいという。しかし、参院廃止や掛け捨て年金の公約など、維新が掲げる多くの公約に対しては猛反対の立場だ。結局、国民の人気を得たいがために「維新」という看板が欲しいだけなのだろう。公約に対して同調しているのは、前原ぐらい。

所詮、「船中八策」も漢字4文字7音の言葉遊びに過ぎないのか。まだこの時点では確かなことは分からないが、国民は冷静に政治家の掲げる公約を吟味するべきだろう。
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