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かっこいいとは、こういうことさ
今夜金曜ロードSHOW「紅の豚」! 宮崎アニメにはなぜ空飛ぶ機械が多いのか
2012年4月6日 10時00分


僕がこのアニメを観たのは、幼稚園に通ってた頃だった。家になぜか、紅の豚を録画したビデオがあったので、暇なときによくひとりで見たものですw「疲れて脳細胞が豆腐になった中年男のためのマンガ映画」と宮崎監督はコメントされている。初めてこのアニメを観てから20年。僕も監督がターゲットにした年齢層へと近づきつつある。。w

このアニメの舞台は、世界大恐慌時のイタリア・アドリア海。主人公は豚でポルコ・ロッソ(Porco Rosso)と呼ばれる凄腕の空族狩り。ロッソの文字通り、イタリアン・レッドの飛空艇を乗り回している。そして何気にカッコイイ名言を残すんですね!
「飛ばねェ豚はただのブタさ」は有名

しかし、大人になってから見直すとこの映画は、戦間期にムッソリーニが統治するイタリアを舞台にしていることもあって、政治色の帯びた名言もブタは言い残していることに気付く。
ファシストの秘密警察に尾行されつつ、街中で賞金を銀行員から受け取る際、愛国国債をすすめられる。それに対し
「そういうことは人間同士でやるんだな」と吐き捨てるカッコよさ
その足で武器を買い付けに行った際に、おやっさんから「外は騒がしいな(ファシストがパレードをしている)。お前ももうすぐ不法になるな」と言われて
「豚に国も法律もねえよ。」と切り返す。

また、第一次大戦期のかつての戦友フェラーリン少佐と映画館で話すシーン↑も印象的だ。僕はこのシーンが結構気に入っている。
「なぁマルコ、空軍に戻ってこいよ。今なら俺たちの力でなんとかしてやる」って誘いに対し
「ファシストになるより豚の方がマシさ」と応える豚。これに対するフェラーリンの言葉も印象的だ。
「冒険国家の時代は終わっちまったンだ。国家とか民族とか、くだらないスポンサーをしょって飛ぶしかないンだよ」
「俺はオレの稼ぎでしかとばねぇよ。」と応える豚にかつての戦友は「飛んだところで豚はブタだぜ」と
それでも豚は自身の信条を曲げず「ありがとよ、フェラーリン、みんなによろしくな」と戦友の優しさに応える。
このシーンだけでも観なおす価値があるんだけど、幼稚園児だったころはファシストとか分からなかった。年を重ねるにつれて、何気に味が出てくる傑作アニメだ。

そして主題歌もまたイイ!↑の加藤登紀子さんの「時には昔の話を」はなぜかキューバ革命とからめられているけど、これがまたマッチしている。それは、この主題歌の雰囲気が「古き良き時代」だからだろう。

世界が大恐慌に陥った前世紀。今日もカオス覆われ恐慌突入間際の雰囲気が世界中を漂っているが、かつての浪漫は失われた。そのことをこの「紅の豚」は巧みに描き出している。
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