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今日の深夜はBS世界のドキュメンタリー 「オリバー・ストーンが語るアメリカ史第3回」で原爆を扱った作品が放送されます。

この回では原爆製造に関与した科学者たちの苦悩も描写されています。アインシュタインやレオ・シラード、オッペンハイマーは後悔の念を表明され、政治屋に反旗を翻された。


農学者でもあったヘンリー・ウォレスさんはマンハッタン計画に関わった科学者が罪悪感を持っていることに驚かれたそうだ。
“The guilt consciousness of the atomic bomb scientists is one of the most astounding things I have ever seen.”
核科学者の罪悪感、私の人生でもっとも衝撃をうけたものうちのひとつだ。



今年は宮崎駿監督が製作された「風立ちぬ」の影響もあり零戦を設計された堀越二郎さんが注目されている。
先日、NHKの9時のニュース番組で大越健介さんが監督にインタビューをされたんですが、その中で印象に残った監督の発言があります。
「その時代に生きていて、何も加担せずに、20年後にこういう結果になっているだろうから俺はやらないと言っていたら、何も生きない人間になってしまいますよ。まして技術的なものを志向する人間はこの世の中にちゃんと必要なんですから」
大越健介の現代をみる:NHK - NHKオンライン

宮崎監督のこの見解は恐らく賛否両論が分かれるだろう。しかし、確かなことは上述の原爆製造に関わられた科学者も戦闘機の設計者、堀越さんも、戦争の時代に懸命に生きられていたということだ。ナチス・ドイツが原爆を持つ前に抑止力として合衆国で製造することが彼ら亡命ユダヤ人らの原動力であった。堀越さんはひたすら美しい飛行機の製造を志向されていた。

戦争と言う特殊な時代に生きた科学者や設計者の苦難をストーン監督のドキュメンタリーや宮崎監督の「風立ちぬ」から感じられる。重要なことは科学者に責任があるかどうかということではなく、人類は学ぶことができるということだろう。

堀越二郎さんの「終戦日誌」が先日公開されましたが、彼の想いは現代の政治家に届くだろうか?
「戦勝国民も日本国民もこの反省がなければ、日本の前途には長期にわたる経済、道徳の混乱が続くだろう」とし、「日本に壊滅をもたらした政策を指導してきた者が全部去らなければ腐敗の種は残る。
『誠実にして叡智(えいち)ある愛国の政治家出(い)でよ』。これが願いである」
映画「風立ちぬ」モデル・堀越二郎 願い記した「終戦日誌」発見 東京新聞
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