11日の日曜版NYタイムズ社説欄に対キューバ制裁終結を訴える記事が掲載されましたが、これに対しカストロさんがコラム欄で、経済、政治問題を抱える合衆国にとって制裁終結は国益に適うことだと記されました。NYタイムズの様な影響力の大きい新聞紙に掲載された社説だけに、少しでも多くの合衆国民が対キューバ制裁について考える一つの糸口になるのではないでしょうか。


新聞などマスメディアはときに歴史を動かすほどの力を発揮するものです。カストロさんはNYタイムズの記者、ハーバート・マシューズさんの取材記事がキューバ革命に与えた影響についても同記事で記されました。
56年暮れにグランマ号と共に上陸したカストロさんは、バティスタ独裁軍の待ち伏せに遭い同志の大半を失い、革命のプレゼンスまで失ったカストロさんは合衆国の有力紙NYタイムズの影響力をもって政治的苦境を乗り越えられました。生き残った同志たちと共にカストロさんはバティスタ独裁軍の駐屯基地を攻撃し粘り強く闘われていたのですが、独裁軍によってゲリラ軍の存在が揉み消されていたからです。そんな窮地を救ったのがハーバート・マシューズさんの取材記事でした。1957年2月のNYタイムズにカストロさんのアップ写真とともに「カストロはまだ生きている シエラ・マエストラで闘っている」と題する記事が掲載され、国内外へカストロさんは革命のため闘うゲリラの存在をアピールすることができたのです。




対キューバ経済封鎖については、駐日キューバ大使が朝日新聞の独占インタビューでも話されていたようです。他に日本キューバ友好400周年などの話題も話されたようです。そういえばNYタイムズの東京支局は朝日新聞東京本社ビル内にありますね。従軍慰安婦問題と吉田調書の記事取り消しでひと騒動がありましたが、これはメディアの大きな失態でね。

同じNYタイムズでも、カストロさんの革命闘争を苦境から救う役割を担うこともあれば、従軍慰安婦問題と吉田調書について誤った情報を世界へ発信してしまうこともあるります。メディアは良い意味でも悪い意味でも利用され、大きな力を持つものです。
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