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エボラ出血熱感染拡大に対しキューバが医療従事者を西アフリカへ派遣した記事を書いてから1ヶ月が経ちましたが、事態はさらに悪化しています。もはや世界への感染拡大が懸念される史上最悪の伝染病に対し、カストロさんは考察欄の「La hora del deber(責務を果たすとき)」と題する記事で、「長年敵対して来た両国の和解の為ではなく、世界平和のために(エボラ感染を食い止める事業に)私たちは北米の医療従事者と喜んで協力する。」と記されました。



今年の3月に始まったエボラ出血熱の感染拡大でこれまで4500名以上の方が亡くなられニュースで度々この恐ろしい伝染病について報道されてきました。一方で感染拡大を食い止める為にキューバが多数の医療従事者を現地の西アフリカへ派遣していることは日本のメディアを通して報じられていないのが現状です。 これまでシエラ・ネオネへ165名の医療従事者を派遣し、さらに296名が来週、リベリアやギニアに派遣される予定です。(上記データは下記のロイター通信記事を参照)。


合衆国のケリー国務長官がワシントンで開催されたエボラ対策のための会合で危機感をつのらせてい様子がNHKで報じられていました。下記国務省のFBページにアップされていた動画ではキューバの専門医についても言及されています。
米国務長官 エボラ出血熱に強い危機感 NHK10月18日


上記演説でケリー国務長官は「素晴らしい方法で(エボラ感染地帯の)最前線に貢献している大小の諸国」(nations large and small stepping up in impressive ways to make a contribution on the frontlines.)でキューバだけでなく、東ティモールやフランス、イギリス、ドイツ、欧州連合、アフリカ連合の事例を紹介されましたが、支援内容を聴いていると金や施設の寄付が中心です。無理もないことですが、各国とも感染を恐れているため医療従事者の派遣には慎重な姿勢をとっています。しかしながら、やはり一番重要なのは現地で活動する専門家です。
2014.09.15 エボラ出血熱感染拡大に対しキューバが医療従事者165名派遣~チャンWHO事務局長、現地人手不足の為、感謝~

"El personal médico que marcha a cualquier punto para salvar vidas, aun a riesgo de perder la suya, es el mayor ejemplo de solidaridad que puede ofrecer el ser humano"
いかなる時においても命懸けで人命救助に当たる医療従事者は、人間として出来る最も素晴らしい連帯の模範である。

と今回の記事で述べられたカストロさん。かつて冷戦期にはアンゴラ独立戦争を巡ってアフリカの地で合衆国の支援するアパルトヘイト政権と対峙し勝利したキューバですが、今回は世界の危機に直面する問題です。長年敵対関係にあった両国の垣根を越え、人類共通の目的に対処しようとする合衆国、キューバ両国の姿勢に感動させられました。
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