「合衆国で黒人の大統領が出現し、ラテンアメリカ出身のローマ法王が現れたとき、合衆国は我々に歩み寄ってくるであろう」と73年にあるジャーナリストのインタビューで応えられたカストロさん。ただの偶然かもしれませんが、それぐらい世の中が進んだ際に国交回復の機会が訪れるであろうと考えられていたのだろうか。20日にカストロさんと会談されたフランシスコ法王はオルギンやサンティアゴ・デ・クーバで儀典に参加された後、次の訪問地、合衆国でオバマ大統領に迎えられました。

Escena risueña. Ambos son esperanza del mundo.アルゼンチン出身のローマ法王と談笑されるカストロさん。

Posted by チェ・ゲバラ研究室Despacho del Che Guevara on 2015年9月20日


法王は議会でも演説され、貧困、移民問題、気候変動の問題、宗教の名の下に行われている紛争などに対し懸念を示されました。合衆国の偉人、リンカーンやキング牧師についても言及され、「正義と平和」について説かれたという。中東の過激派組織がなんの罪もない民間人を殺戮し、勢力を拡大している様に心を痛められているのだろう。世界の警察官たる合衆国がこのようなテロリストを見過ごしている現状に対し批判されているように感じられました。

法王が訪問される地域では現在、重装備の兵士が厳重耐性を敷いているという。警察官から重火器を取り上げたキューバの警備体制とは真逆といえるだろう。国家間の規模の違いは考慮しなければなりませんが、両者の警備体制の違いは国民のモラルにあるのではないかと思う。武力で律するにも限界がある。最後に頼りになるのは各個人のモラルではないだろうか。

ゲバラが見守る革命広場でミサをおこなわれた法王。物々しい雰囲気はまったくない。

法王は諸問題についてカストロさんと語られましたが、これらの元凶は世界中でモラルハザードが起きているためではないだろうか。モラルが欠如し暴走する世界へカストロさんやフランシスコ法王の言葉が届くことを祈りたいものです。
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